読書記録「ハルロック」西餅(1~4)


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アキバ通いが大好きな女子大生が主人公。
ただし目的はアニメショップなどではなく、パーツショップやジャンク屋。

これは、電子工作趣味な女子大生が電子工作で変なものを作ったり、変なものを作ったり、変なものを作ったりするマンガなのです。

主人公・向阪晴は子供のころ、なんでもかんでも分解する分解魔でした。
高校生になったハルはとある先生の影響で電子工作を始め、大学生になるころには両親が心配するレベルにまでなっていました…。
そんな彼女が困っている人のために工作をし、作品によって(失敗もあれど)感謝されることを通じて交友関係や活動を広げていく、というお話です。

作品自体ニッチなテーマを扱っていますが、仕組み的な部分を読み飛ばしても実際内容は面白いので、電子工作の知識がないひとでも面白く読めると思います。
全4巻で完結しており、一気読みがしやすいのも魅力。

…2巻で知り合ったイケメン(真空管オタク)がハルに好意を抱いたように見えたから、幼馴染君(ハルのストーカー)と三角関係が始まるのかと思ったけど、ぜんぜんそんなことはなかったぜ!