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読書記録「ロッキン・ホース・バレリーナ」大槻ケンヂ

小説感想


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18歳で夏でバカだった。

18歳のバカな若者三人によるパンクバンド「野原」とマネージャーの中年男がハイエースで全国ツアー。途中で見つけたラフレシアの正体は厚底ポックリ靴「ロッキン・ホース・バレリーナ」を履いた謎のゴスロリ少女。5人はパンク・ロックと共に全国をめぐる。
ツアーは成功するのか?
少女は何者なのか?
領収書はもらったか?
若者の恋のゆくえは?
大人だってロックは青春だったんだ!


主人公の耕助は女とやることしか考えていないし、マネージャーの得さんは借金に追われて頼りない。ゴスロリ少女の七曲町子はあこがれのV系アーティストに会って抱いてもらうために「野原」の車に乗ってくる。
こんなダメな人間たちだが、話が進むにつれてどんどん魅力的になっていく。

耕助のトラウマ、町子の心の闇、惹かれあっていく2人。夢。
得さんの過去。厳しい現実。
彼らの織りなす青春ロードムービーは、まさにロックのように駆け抜けて。

God Gave Rock’n Roll To You ― 「神様がお前に大切なものを与えてくれたんだ」。