読書記録「最近読んだ漫画201706」
魔法が生活を潤している世界。ただし魔法が使えるのは一部の魔法使いのみであり、普通の人間は魔法をかける瞬間を見てはいけないという決まり。
そんなる日、魔法使いに憧れる仕立て屋の少女ココは、お客の魔法使いが魔法をかける瞬間をこっそり目撃してしまいます。「方法」を知ったことによりかつて祭りの日に買った絵本が魔導書だということに気がついたココは、いろいろ試しているうちに危険な魔法を発動させてしまい……そこから、彼女の魔法使いの弟子としての勉強が始まりました。
ふんわりした雰囲気ながら線が太い絵はまるで絵本のようで、それでいてコマ割りの演出が面白くてスイスイと読んでしまうファンタジー漫画でした。それでいて魔法使いの弟子生活をしばらくフワフワ続けていくのかなーと思いきや、ココに絵本を売った魔法使いによる陰謀がさっそく絡んできて展開もワクワク。とても続きが楽しみです。
ニンジャスレイヤー(12) ?ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション? (角川コミックス・エース)
- 作者: 余湖裕輝,本兌有・杉ライカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: Kindle版
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迫る迫る地獄が迫る!←ボスに向かって来る主人公の表現
サブタイにもなってるストレンジャー~からのネオサイタマ・イン・フレイム前半へとニンジャスレイヤー第1部クライマックスへ突き進む漫画版。さすがに全部丁寧にやると長すぎるためかスピード感あふれる展開になっています。しかし連載版よりもボリュームアップしたブラックヘイズ戦、ヘイズネットの射出ポーズが例の蜘蛛男だったわけですが、ルーツはクモじゃなくてカイコでしたよね!?
あと個人的には「何階ですか?」「グワーッ!」のページが最高だと思ってます。
井上ーッ!周りより実力が劣ることを自他共に認めてるキャラが頑張るのはやっぱりいいですね。そしてクイズという特性上、知識の幅が劣っていてもドンピシャ問題が来たら条件は同じ、答えられれたときの快感……ワオ……それにしても最初は嫌な奴ポジションだったのに、いまじゃあ越山君の大親友じゃあないか……。
次回からは予選大会決勝!その前に敗者復活戦!?
あと7月からアニメ放送たのしみです!テレビで見るのは諦めてたので配信情報を確認したら、これはニコニコ動画かなー。尼プラでやってくれたらよかったのだけど。
桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? : 2 (アクションコミックス)
- 作者: ぽんとごたんだ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: Kindle版
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この漫画で一番たいへんなの、取材のためにゲテモノ料理を食べ続ける作者なのでは……。
グソクムシは静岡に出張したときにセンベイになって売られてましたね。あとクジラは言わずもがな、ワニ肉は普通に食べたいです。
ノリが日常だーッ!?
ポプテピピック SECOND SEASON (バンブーコミックス WINセレクション)
- 作者: 大川ぶくぶ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2017/06/07
- メディア: Kindle版
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クソ漫画ダーッ!?
読書記録「最近読んだ漫画201705」
5月も終わって1週間
近未来SF不倫物語の2巻(もう3巻出てる)。
侵略生物のせいで世界はヤバいし軍隊の方ではキナ臭い研究もしていそうだけど、そんなことより主人公は学生時代から憧れていた先輩(既婚)とお近づきに慣れて有頂天。1巻ラストの出来事でどう見ても死んだ先輩だけど、侵略者側の技術で元通り…でもその治療行為を受けると味や異性の好みのタイプが変わるんですね。それが急に優しくなった理由……ほんとに?奥さんは旦那の浮気を把握したままなんか裏で動いてるし……
ていうか弟は弟で血がつながってなかった上にお約束の内心姉ラブとかなんだこの人間関係は!泥沼か!
その後パッとしない特撮俳優が引退しちゃう問題ワカル……かなしみ……それに対するアドバイスが北代さんマジ大人……伊達にベテランのドルヲタやってないですわ……卒業とか引退とかそっちの界隈の方が高頻度だもんな……
そしてゾンビ映画回は確かに特撮映画ではあるけれどもなんか木根さんの一人でキネマを読んでる気分になりましたね
表紙みたらテンション高い元気な投稿風景だなーと思ったらヤケを起こしてるだけのシーンじゃあないか!
個人的にはポケモンGOっぽいアプリの名前がイングレスっぽいのが良かった。あと雪ちゃんがどんどん変人属性追加されていってもうちおちゃんが一番常識人だよ。
シュールで不思議な短編集3巻。巨女と男の子の日常の話が好きですね~…えっこれ最終巻!?
週刊誌掲載の漫画は刊行ペースがハヤイ…この漫画よくネタ続くな……おもしろいけど
僕のヒーローアカデミア 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 堀越耕平
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/04/04
- メディア: Kindle版
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だから週刊誌は
刊行ペースが
早いよ!
ここ3冊とももう新刊出てたりするじゃん!
読書記録「最近読んだ漫画201704」
最近は年度の変わり目繁忙期の上にFGOとかミラクルニキとかにはまってしまったせいで小説どころか漫画も前前読んでないですね…小説だとストームダンサーの感想とかいつ書くつもりなんだろう
リコは白笛を手に入れて
レグは奪われた片腕を回収して
ナナチはボンドルド卿への意趣返しができて
ボンドルド卿は若者たちに夜明けへの希望を見出して
プルシュカはリコたちの冒険に同行できるようになって
全員の望みが叶ってハッピーなのでは?なのでは…
ハッピ…おお…読み終わってから表紙を見ると…プルシュカ…
それはそれとして今夏アニメ化おめでとうございます
この5巻までやると綺麗な区切りなんだけどそこまで進めるのは無理かな…
高機動無職ニーテンベルグ(4)<高機動無職ニーテンベルグ> (角川コミックス・エース)
- 作者: 青木ハヤト
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: Kindle版
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最初のころはロボットアニメのパロディとニートネタを混ぜ込んだギャグマンガだったのに最近シリアスになってませんか…?いや表紙とか見たらやっぱりパロディだこれ。
ところでデッド・ブル専用機エナジードリンって大丈夫なんですかね。今更だけど…
同作者の「彼とカレット。」のイケダくんからド変態要素を抽出して残ったカスみたいな淡白少年に対して、さっき絞ったド変態エキスと同作品のコバヤシさんの天才技術を混ぜ込んだエキスを注ぎ込まれた人並みの羞恥心を持った女の子が一所懸命アプローチをかけるマンガでした。
彼とカレット。の属性をシャッフルさせて舞台を学校にしただけでは!?いや面白いけど!
連載が1回につき数ページだから単行本になって読むとこう…それぞれのペアの仲の進展が…進展…してないな…?
1巻の見どころはプロフィールで年齢を隠しているのに後輩のプロフィールでバラされる天野さんだと思いますです。
あと私も「宝くじに当たったら何に使いますか」という質問に「前に当たった時は~」って返したいです。
いよいよ謎が少しづつ判明してきたところでまさかのタイトル回収!
新キャラが…層に届く…!
読書記録「最近読んだ漫画201703」
人間×異種族のアンソロジー。姫様を守るグリフォンとか使用人とヤモリとか(著者が千歳ヲチコチのキッサン先生だ)悪魔と非常食(少女)とかいろいろと層に届くエピソードが収録されている第3弾。その中で急に出てくる少女×カレーのインパクト。なんでカレーを絡ませようとしたか。そして終始ギャグなのにいい話風に終わらせやがって。なお、わたしのイチオシエピソードは少女×ボディーガードロボットの話。勇者シリーズとか好きだから仕方がないですね?
三十代独身OLの映画生活マンガ、アメコミ映画回、サメ映画回、ホラー映画回などが収録されている第3巻。知らない映画の話でも「元ネタについて知らなくても面白い」というこういう系の作品で大切なオモシロポイントが抑えられているので良さ。ただし問題のエヴァ回だけはエヴァを「なんとなくこういう作品だと知ってる」というのが前提の力押しで笑わせに来た話で、力押しで笑わせられました。アニメ化の際はエヴァ回の1発ネタのためだけにネネさんのCVに三石さんをねじ込んでいただきたい。
1巻に1巻と記載されていなかったので2巻が出るかどうか謎だったものの無事刊行されておめでとうございます。常に能面を装着しているから花子さんの表情は全く変化しないはずなのに、シーンによって感情が染み出しているように見えるのはマンガ的演出のせいか、はたまた角度によって表情が変わって見える能面のせいか。あと、この展開なら3巻は水着回ですね?水着回でももちろん面はつけっぱなしですね?
ホクサイとのコラボ漫画も収録されてる5巻、ついにリンちゃんの同業者が全員そろったわけですが…燐寸、蝋燭、ランタンときて4人目が燐寸(試供品)とは…。代償の寿命消費がない代わりに妄想がちょっと憐れに叶うというのはむしろデメリットゼロなぶん良いのでは…。なお、お話としてはその1つ前の第29話、注意書きのやつが好きです。 なんかここんところ、救いのあるオチの話が増えてきましたね。
不思議な力を持った古物にまつわる週間ストーリーランドめいた短編オムニバスだと思って読み始めたものの、5巻まで来たらけっこう過去のエピソードのキャラクターが再登場してきたり互いに関わり合ったり、古物店の真央さん側のバックボーンも少し明らかになったり…。しばらくメインだったかなめさんサイドのエピソードがひと段落したので、次巻からまた単発エピソード形式に戻るのでしょうかね?楽しみです。
主人公が出会った気になる相手がいろいろあって最終的に仲良くなる話がいくつか収録された短編集。主人公と相手のどちらかが基本的に変人。男女だけじゃないよ。雰囲気がすごく良い。淡々としていて、ふわふわとしていて、月に標識を投げる。
北陸とらいあんぐる 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: ちさこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/21
- メディア: コミック
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8番らーめんがソウルフードである富山県民としては買っておかねばならない一冊。
飯だ!うちの地域ではドラマ見られない!
酒だ!
読書記録「あなたのための物語」
アンデルセンの宝具ではない。
猛烈な痛みと苦しみの中、未練と生への渇望と現実への恨みが溢れる無様な死を迎えた35歳の女性科学者、サマンサ。
ページを開くと彼女の死から始まり、遡って彼女が死ぬまでの生活が描かれています。
舞台は近未来、人工神経分野のナノマシン技術で社会的成功者となった主人公のサマンサは、現在は脳で稼働してニューロンを疑似的に発火させることで他人の経験や知識を簡単に移植するナノマシン技術(以下ITP、Image Transfer Protocol)を研究していました。彼女が主導するチームは100%ITPテキストによって構成された人工人格<<wanna be>>に小説を執筆させることで、ITP使用者が創造性を兼ね備えることができるという証明をしようと試みていました。
そんな中、新種の自己免疫疾患によって余命が半年程度しかないことを宣告されたサマンサは、遺された時間を自らのITPの開発に使おうと決めます。<<wanna be>>実験終了時に一人だけ未解決問題の調査継続を主張した彼女は、チームが解散してがらんとした研究室で、迫りくる死に怯えたり向かい合ったりしつつ、<<wanna be>>と2人だけで研究を継続するのでした。
AI、脳内ナノマシン、それを用いた電脳麻薬といったSF感あふれる装置に、ラスボスのような強靭メンタルを持つサマンサでも死への恐怖と時間切れへの焦りから禁忌を犯す展開、「会話ができる赤ん坊」状態からスタートした<<wanna be>>が持ち始める自我と彼なりの「物語」の定義、科学と宗教の対立、着々と病状が悪化して苦しむサマンサ、<<wanna be>>が認識する「死」の概念の変遷などの様々な描写が淡々と展開していきます。
<<wanna be>>は小説を執筆し続け、いくつもの作品が作られますが総じて「展開が平坦で盛り上がりに欠ける」作品でした。その点から、未解決問題である「ITP使用者に見られる感覚の平板化」の原因を突き止めるきっかけを見つけるのですが、そういわれるとひょっとしてこの小説は「ITP人格が執筆した小説」という風に見せているのかも…?
それにしても、最終的にサマンサは死を受け入れて安らかな気持ちになったものの、作品を読み終わってから冒頭に戻ったらやっぱり人間の尊厳をかなぐり捨てて叫び苦しむ死の間際のサマンサが描かれていたため、現実は厳しいと感じましたね。
読書記録「千歳ヲチコチ」
漫画単行本は全8巻で完結済みの、平安時代を舞台にした漫画です。
主人公は世間一般とは若干ズレた感性を持つ貴族の姫・チコと、学生として学ぶ生真面目な貴族の子息・亨の2人。
ある日チコがしたためた文が、風邪のいたずらで偶然亨の元に届きます。その内容に心を打たれ、戯れに女性の振りをして返歌を出した亨。その出来事がきっかけで、顔も見たことのないままの2人は互いに思い合う……というあらすじだけなら恋愛もの少女漫画です。
が。
実際の内容は時代考証ガッチガチで平安文化の常識(怨霊は出るし陰陽術は魔法めいているけど)に則ったまま現代語や英語を使いこなす登場人物が繰り出すドタバタコメディ。
この感じ…何かで…(はっ)これは、【落第忍者乱太郎】のノリ…!!
また、チコと亨の周囲にいる人たちもまた魅力的です。
チコサイドには、彼女を母親のように愛しつつ雑な性格の乳母・仙河に、厳格かつ人間離れした戦闘力を持ちながら美少年に弱い女房・長山さん、婚活に力を入れる友人の登子、そして文使い美少年ユニット颪(OROSHI)。
亨サイドには、亨と妻を溺愛する父にしっかりした母、チャラ男の友人・実興(サニー)などの個性的な面々。
彼らが織りなすドタバタと、それにかかわる主人公たちのドラマによって「この漫画のメインテーマってなんだっけ」と思わずにはいられない展開も多々。
ただ、主人公2人が基本的に面識がなく、さらに別々の場所で生活しているので「ごくまれにリンクする別々の話」が1つの漫画に納まっているスタイル、という感じが近いかもしれません。
それはそれとして、平安の文化に詳しくなくても面白く、知っているネタが出てきたらそれはそれで一層面白く読め、それでいて2人がついに出会ったときは「よかったねぇ」と素直に思え、実に面白い漫画でした。
ちなみに私的にイチオシ登場人物は「出家のため剃髪しようとして周りに止められた結果、平安時代の女ではレアなショートカット美少女になってしまった内親王識子様」です。
読書記録「ハーン・ザ・ラストハンター」
Twitter上で行われた同時読書会イベントが記憶に新しい、アメリカン・オタク小説集なぞという短編集です。帯の「妖怪!センパイ!そして豆腐!」がパワーあふれているけれども私は電子で購入したので帯はついていないのでした。残念。
「ハーン:ザ・ラストハンター」&「ハーン:ザ・デストロイヤー」
ラフカディオ・ハーンが妖怪や幽霊を銃や葵の御紋入りダイナマイトなどの物理で退治する時代劇です。番町皿屋敷のお皿カウントは死の宣告。
高速飛翔しながらハイスピードで皿数えてダメージを食らうと「GOD DAMN IT!」って叫ぶ更屋敷の幽霊って何なんだろうな#dhtls #ハーンザラストハンター読書会#htls
— ョォㇲヶ (@yohskeey) 2016年11月5日
「エミリー・ウィズ・アンアンドレス センパイポカリプス・ナウ! 」
数千人に一人の特殊遺伝子を持つなどその他設定盛り盛り女子高生のエミリーがいろんなイケメンセンパイと恋愛的なアレコレしたり協力したり悩んだり吹っ切れたりして巨大ロボット「ジュウ・ニ・ヒトエ」に乗り込んで怪獣を倒す!以上!つよい!
この徹底的に
— ョォㇲヶ (@yohskeey) 2016年10月29日
「わたしすごい」
「わたしかっこいい」
「わたしかわいそう」
「でもがんばるわたしすてき」
で敷き詰められた小説、嫌いじゃない#htlh#ハーンザラストハンター読書会 #dhtls
「阿弥陀6」
なんかバイオ生物の培養みたいに豆腐を作るスペースコロニー。そこで一人過ごすスタッフが船外活動中に遭遇する事故…ところがそれは人為的なもので、何者かが悪意をもって仕掛けたこと。しかし自分とお手伝いロボしかいないはずのコロニーでいったい誰が?他人の助けが望めない環境でどうすれば!?という宇宙SFですが、宇宙豆腐工場のインパクトと、それが単なる背景じゃなくて物語にしっかり絡んで…いるのが…いや豆腐じゃなくてもよかったのでは…にがり…あとマニ車…
(これは時間が合わなくて同時読書会に参加してませんでした)
バスケが得意な米国人ジェイソンは留学先の日本でバスケ勝負に敗れ、自信を失ってしまいます。ホームステイ先で隣の家の女の子と出会い、何故か彼女の父親からスーパーバスケパワーを引き出されたジェイソンは、彼女のピンチに立ち上がります。地域の有力者の息子を相手に1on1のバスケ勝負!超人スポーツ漫画めいた展開が熱い!
日本の漫画ではテニスで分身してたし、バスケで分身する小説があっても驚かない#htlh#ハーンザラストハンター読書会 #dhtls
— ョォㇲヶ (@yohskeey) 2016年11月13日
「ジゴク・プリフェクチュア」
アメリカからのツアーバスが日本の篠山県で現地民の襲撃に遭う。そう、この村は食人族の村だったのです!なんでや!主人公のジョシュアは、現地民に攫われた恋人を助け出すため、そして生きて脱出するために行動を開始します。わけのわからない言葉(方言)を喋る現地民と戦い抜く、血が飛び人体が損壊するスプラッタ・ホラー小説でした。日本って怖い土地ですね。
未開の村の食人部族とかじゃなくて家電も扱う文明的な生活をしている人々が人を狩って食べるという文化を持っているのがコワイなのだ#ハーンザラストハンター読書会 #dhtls #htlh
— ョォㇲヶ (@yohskeey) 2016年11月19日
「隅田川オレンジライト」&「隅田川ゲイシャナイト」
高級料亭で開催されたとある会社の飲み会。オレンジライトではちょっと不思議な出来事があるだけで、特に盛り上がりもなくノミカイの出来事を描いて終わるのですが、ゲイシャナイトの方では同じ出来事を料亭のゲイシャ側の視点で描かれます。
この短い出来事で2人それぞれの未来が変わるようなことはないのだろうけれども、互いにちょっとだけ救われたという…ワオ…ゼン…
— ョォㇲヶ (@yohskeey) 2016年11月20日
事前情報だと評価が散々だったから身構えてたけれどもむしろ好きな感じの話でしたね。#ハーンザラストハンター読書会 #DHTLS #htls
「ようこそ!ウィルヘルム」
海外MMOのハードな世界で生まれたNPC(たぶんクラン戦とかで配置される強力な防衛NPC)のウィルヘルムが、PVP、PKなんて存在しないほのぼの(ただし猛毒ワイヴァーンはいる)和製MMOの世界に飛ばされて不自然に露出度の高いケモミミと人間の耳で4つの耳を持つ異形の女マリカ(チュートリアル担当NPC)と出会う、ある意味異世界転生ものです。狩場で整列したりキャラが全員美男美女だったりする和MMOの世界に困惑したり、戦闘スキル全振りの自分の立ち位置に悩むウィルヘルムなどの描写が続きますが、ある日1人の悪質なプレイヤーが起こした事件から物語は大きく盛り上がります。
これは晒しスレで祭りですわ#htlh #ハーンザラストハンター読書会#dhtls
— ョォㇲヶ (@yohskeey) 2016年10月30日
MMOだからね。
公式サイトから有志がtogetterでまとめた読書会ログへのリンクが貼ってあるので(これもすごい話ですよね)、それぞれの話を読みつつ読書会ログを参照するとライブ感とかあって面白いと思います。
あと、あとがきを読むとこれはなんか暗に「いいね?」って言われているような気にもなる「SKYPEすげー!」状態ですが、まあ個人的にはどちらでもいいので他の作品も読みたい!ですね。